ラスト・シンデレラ第6話の感想

 このドラマ,ついに視聴率が15%に達したそうです。
 
毎度オープニングで教会に入ってきた桜にガラスの靴を渡すのは白スーツを着た広斗だったのに,
 
今回は広斗が後ろを向いていて,凛太郎だけがにこやかに振り向きます。
 
桜にとって本当の王子様は凛太郎だという暗示なのでしょうか?
 
 さて,佐伯広斗(三浦春馬)が大神千代子(菜々緒)の兄だと知った凛太郎(藤木直人)は,
 
早速広斗に詰め寄ります。前回,BMXの地区大会で優勝した広斗は生年月日と略歴,
 
本名まで載せられてしまい,大神千代子と佐伯広斗の企みは凛太郎の知るところとなりました。
 
「1988年7月21日生まれ」となっていたけど三浦春馬は1990年生まれなので実年齢より上ですね。
 
 いちゃつく広斗と桜(篠原涼子)の姿を苦々しげに見つめる凛太郎。
 
 苗字が大神だと初めて知ったと凛太郎に指摘された広斗は親の離婚で苗字が変わったが
 
母方の佐伯という姓を使い続けていると述べた。
 
千代子と知り合いだとなぜ言わなかったとなじられると,
 
「言う必要がなかったからいわなかっただけ」と悪びれもせずに言う広斗。
 
普通の恋人同士が別れるようにして別れろ!」
 
と熱くなる凛太郎に
 
「指図されるいわれはない!」と広斗はやり返す。
 
「あんたは桜さんのいったい何なの?」と広斗に問われると「同僚だよ!」と凛太郎。
 
「ずいぶん親切な同僚ですね」と嫌味を言われる。
 
 これほど桜のことについてムキになるのはもしかして凛太郎は桜のこと好きなのでは・・・?
 
千代子や広斗が2人の関係に嫉妬するのは無理からぬことだ。
 
第4話で桜が病気になったとき凛太郎が桜を医者に連れて行ってたが
 
あれほど親身になって世話を焼くなんてただ事ではない。
 
なんだかんだいって口は悪いが桜のことを本気で心配しているのね。
 
 話は変わるけど凛太郎は母親に見合いを薦められ,断る口実として
 
ニセ彼女になって母親に会ってくれと桜に頼む。引き受けた桜は洋食のマナーの
 
ビデオを見て途中で居眠り。結局和食を食べたので無意味でしたが。
 
「うちの親ブティックを経営していて服の趣味にもうるさいから」
 
と凛太郎はワンピースとハイヒールを桜にプレゼント。
 
桜の服装をみた凛太郎の母は
 
「あら!いい趣味してるじゃない!」ですって。
 
桜はガラスの靴にあこがれた話をする。
 
 二人がそろって桜の住む部屋をを出た後,ガラスの靴をかたどった置物が映る。
 
ところで今回広斗と桜はベッドインしましたが桜は歯痛のため
 
「いたい!」と何度も絶叫。てっきりあれの痛みかと・・・。
 
 その後歯医者で受けた麻酔のせいで食事中に口がひきつりしょうゆを白いカーディガンに
 
こぼして凛太郎が拭いてやる。出された魚をきれいに平らげた桜に
 
「気に入ったわ!」と凛太郎の母。食後のカラオケで桜はあっさり真実を白状。
 
しばしの沈黙の後「ますます気に入ったわ!」と凛太郎の母。
 
「でも彼女でないってことは初めからわかってたわ。だってあなたは凛太郎のタイプじゃないもの」
 
とお母様は続けた。
 
「凛太郎は控えめで女らしい子が好みなのにあなたまるで正反対だもの」
 
ってなかなかいいますね,お母様。
 
 所変わって喫茶店で千代子と広斗が密談していた。
 
広斗は千代子に「自分が桜に近づいた理由を話さないで」と頼み,
 
桜のもてっぷりに嫉妬した千代子は店を飛び出し,
 
凛太郎の母とぶつかってしまう。そしてカップルのように連れそう例の二人を見ると
 
走り去っていった。動揺する桜に「自分から誤解を解いておく」と桜をなだめる凛太郎。
 
 千代子は前回,野球の観戦チケットを凛太郎にプレゼントし,
 
野球観戦する凛太郎の前に予告なしに現れた。隣の席に座った
 
千代子を見て明らかに迷惑そうな顔をしていた凛太郎。夜になり千代子は
 
「次のデートはいつにします?」と凛太郎に言ったが「えっこれってデートだったの!?」と凛太郎は狼狽。
 
年が離れていることを理由に見事に振られてしまったのでした。
 
単にうっとうしくて好きじゃないんでしょうねえ。性格も陰険だし。
 
菜々緒が実生活でTMRの西川貴教破局したことを思い出した。
 
 一方桜の友人の美樹(大塚寧々)はパートの仕事が決まらず落ち込んでいたので
 
志麻(飯島直子)が美樹を慰めるという理由をつけて桜と美樹をホストクラブに連れて行くが
 
楽しんでいるのは志麻だけ。飯島直子は昔ホストに貢いで同棲してたっけね。
 
 シャンパンを注ぐあたりやかましくてリモコンの音量を下げた。
 
 ホストにアフターに誘われ,自分を心配する美樹の夫の忠告を思い出し,一瞬迷う志麻
 
だったが,結局誘惑に負けてしまう。人間,そう簡単に変われないものです。
 
 この来店をきっかけにホスト(山本裕典)が美樹に近づく。
 
さてさていったいどうなるのやら。