ラストシンデレラ第2話の感想

 桜の住むアパートの隣室に越してくる凛太郎(藤木直人)。桜はこき使われ,
 
重いダンボールを運ばされるが,箱にちゃんと玄関とかリビングと書いてあるのに見ないで運ぶ
 
効率が悪い働き方。ビールを悠然と飲む凛太郎。二人は前回と同じ店に行くが,
 
恋バナを相談された凛太郎は金目当てだ!」とばっさり切り捨てる。
 
「金なんかもってないし」という桜に「あるように見えたんだろ!」と一喝。
 
わなにはめられつつあるのだから当たらずとも遠からず,か。
 
何十通もメールが送られてくると聞くと,「どんだけ暇なんだよ」とつっこみを入れる。
 
そのくせ広斗が桜の前に現れると2人きりにしようとその場をはずして気をきかせる凛太郎なのでした。
 
 それにしてもこのドラマ,登場人物にスケベなせりふを長々と言わせて
 
あまりにもベタな展開だがゲラゲラ笑ってみていた。
 
志麻(飯島直子)が,久しぶりにした桜(篠原涼子)に開通したんだと言って
 
「開通ってトンネルかよ」
 
と桜がボソッと呟くなど下ネタのオンパレード。
 
毎回濡れ場,というかお色気シーンがあるのもお約束。
 
 行きずりの男と情事を重ねるインストラクターの志麻(飯島直子)が
 
セックスレスに悩む友人で専業主婦の美樹(大塚寧々)の夫を連れ込んでホテルで遊び,
 
後に鉢合わせして「ドッキリじゃないよね?」といって仰天するという昼ドラ的なありきたりな展開。
 
なんというご都合主義の数々!世の中みな兄弟ですね。
 
「何かウブくてかわいいんだよね。浮気なんかしたことないって感じで」
 
と志麻は美樹や桜にのろけてみせていたが・・・。
 
 ところで美樹の夫(遠藤章造)はEDであり,それが美樹の悩みの種であるセックスレスの原因であるようだ。
 
志麻ともうまくいかなかったようだが,志麻にかかっては,
 
「それがまた逆にエッチなんだよね。じれったさがたまらない」と新鮮味を感じているご様子。
 
 インストラクターをしている志麻の職場であるスポーツジムに通ってダイエットしろといい,
 
中年太りのぽっこりおなかを志麻に見せようと,服をめくりあげる妻にあわてる夫。
 
いくらなんでもこんながさつな奥さん,いませんって。
 
「ほら,こんなおなかしてるほうがよっぽどはずかしいよ」ですって。
 
すでに裸を見せ合った仲だと思われるが。
 
 机の下でコソコソと2人で密談し,わざと指輪を放り投げて探すふりして
 
夫(遠藤章三)がわざとらしい感じで「あった!」といって拾っているが
 
大して怪しまない奥さん。相当鈍いのかしら。
 
 リアルでも「肉食」な三浦春馬ジゴロの役で結構はまっていると思う。
 
わざとやってるんだろうが髪型や服装が芋っぽくて似合わない。
 
もじゃもじゃで長髪なのがまったく似合わない。薄汚く見える。以前の短髪もいまいちだったけど。
 
朝から桜の職場で待ち伏せし,メールを何通も送りつけて攻勢をかけるが
 
なかなかなびかない桜のことを
 
「おばさんのくせに,しぶといな」と馬鹿にする。「めんどくせえ女!」と呟く広斗に
 
「わたしのこと?」とたずねる桃(市川由衣)。広斗は「ちげーよ」と答え
 
裸でいちゃいちゃ。ここはどうみてもラブホですな。
 
次回の予告でこの二人がキスするのを桜は目撃してしまう場面がありました。
 
 低視聴率だった月9で淫行教師の役やった後はめぐりめぐってヌード要員になってしまったのでした。 
 
 菜々緒は88年生まれの24歳だからわたしと同い年ですな。
 
お嬢さまという設定の千代子(菜々緒)はセレブ風に着飾っている。
 
凛太郎(藤木直人)に片思いする彼女は桜と凛太郎の職場の美容室に出入り。初回では合コンに桜を誘い,
 
広斗(三浦春馬)に桜を落とすようにと命令,誘惑させるが進捗状況がはかばかしくないのでいらついている。
 
桜が凛太郎と自分より親しいので嫉妬している?
 
「別につきあってねえんならいいじゃん」と広斗に言われるが「目障りなの!いいから早く落として!」
 
と高飛車に怒鳴る。金を要求して1万円差し出されたのを無視し,財布の中から
 
札束をひったくる広斗。帰宅してきた千代子の父親に「またくだらないことを」といわれると,
 
門を自転車?にまたがったまま飛び越える。BMXライダーって設定だからだろうけど
 
跳んでるシーンはどうみても別の人物が乗っている。
 
 さて,とうとう初デートにこぎつけた桜と広斗,広斗の知人に「お姉さん?」ときかれ,
 
落ち込む桜。「マジかよ,あいつ!」とかいってたから嫌味じゃなかろうか。
 
 バスの中で桜は女性に席を譲ろうとしたがパンチパーマの若者が勝手に座ってしまう。
 
若者はイヤホンを入れてて聞こえないふりするが桜にひっこぬかれて怒鳴りあいになる。
 
その光景に険しい顔になる広斗。
 
「おばさん!」と怒鳴られムキになって啖呵をきりまくる桜に冷たい視線が集まる。席を譲って
 
もらうはずだった女性もこそこそと逃げていく。
 
 落ち込む桜を慰める広斗。桜の花びらが前髪についたのをとってやるついでにキスをする広斗。
 
桜も目をつぶって待ち構えている。
 
年の差カップルという割にはあまり違和感がないツーショット。
 
篠原涼子が年齢より若く見るせいもあるだろうが,
 
三浦春馬が老けているだけだろうね。
 
広斗は24歳という設定なので実年齢よりひとつ上の設定だが,少なくとも28歳くらいにはみえるぞ。
 
実生活では既婚で2人の子持ちの篠原涼子がアラフォーの独女役なのでした。