アンビリーバボーに出てきた凶暴な人食い熊について

 マロンがペルに食われそうになった。
 
ペルが母親の方をおずおずと見上げて母親にこぶしを振り上げて
 
しかられたので間一髪でやめた。
 
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 昨日のアンビリバボーで「VS.ヒグマ恐怖の一夜絶命まで全記録」
 
という恐ろしい話を再現ドラマにして扱っていたが,
 
そこに出てきた人食い熊みたいな性格のペルなのだった。
 
以下の記述は残酷な描写が含まれているので読みたくない人はスルーしてください)
 
 
 
 1970年7月,北海道の日高山脈ワンダーフォーゲルをするためキャンプをしていた
 
福岡大学ワンゲル部のの5人の学生が
 
ヒグマに襲われ,うち3人が亡くなるという痛ましい事件だった。
 
下記のURLのサイトに詳しく事件の顛末が述べられている。
 
犠牲になった学生3人のうちの1人が「興梠(こおろぎ)」という苗字で(当時19歳),
 
(その人が手帳に,熊に追われ山の中で追い回される恐怖の記録を残していた)
 
最初にクマが出没した後,助けを求めてから戻ってこいと
 
リーダー格の学生に指示され,もう一人の学生といっしょにテントを離れた。
 
このパーティー,油断して山に残ってキャンプを続ける気だったというからあきれる。
 
2人は途中で出会った北海道大学のパーティーに下山するよう促され,
 
助かるチャンスがあったのにそれを断って,山に残った仲間3人の元にあと一人の学生と
 
戻ってしまい,結局ヒグマ(メス,4歳)に殺されたという。言うことをきかないと後で仕返し
 
される恐れがあったのかと勘繰ってしまった。ヒグマの恐ろしさを知らずに油断して
 
ほかの大学の学生らのようにすぐに下山しなかったのが命取りだったようだ。
 
最初リュックを漁ったときの熊のCGが拙いので笑ってしまったが(目が白かったし)
 
熊が霧の中から現れ,猛スピードで学生たちに迫るシーンで恐怖の余り
 
猛暑だというのに寒気がとまらなくなった。ゲストの菜々緒が「怖い!怖い!」と絶叫していたが
 
ほんとに怖すぎだった。
 
 ヒグマが食べ物を漁ったら,所有物とみなしたものに対しての
 
執着が強いために決して取り返してはいけないといっていた。
 
 同じ番組で「史上最大の獣害事件 三毛別羆事件」(2011年8月18日放送)という題で
 
1915年,巨大なヒグマが北海道の六線沢村を襲って多数の人を殺傷したという恐ろしい事件
 
を再現ドラマで特集していた。その中で,犠牲者の遺体を熊がいないすきに取り返して葬式を出したら
 
ヒグマが襲撃して持ち去ったというショッキングなエピソードがあった。
 
隣にあった幼い少年の遺体は無傷で残っていたが,それは
 
最初に女性を食べたのでその熊は女性しか食べなくなったからだという。
 
そんな習性があったとは・・・。ぞっとした。立ち上がると3メートルにもなったオスの
 
巨大なヒグマは伝説のマタギによって射殺されたという。
 
冬眠に失敗した「穴持たず」と呼ばれる凶暴化した熊だったそうだ。
 
この熊はあまりに巨体過ぎて冬眠のための穴を見つけられなかったのだろうと
 
仕留めたマタギは推測していたそうだ。
 
 昔ほど駆除されなくなったヒグマが人間を怖がらなくなって
 
人里にまで下りてくるようになり,マナーの悪い連中が
 
餌付けしてしまっている様子が9時のNHKニュースで流れていたので,注意喚起していたのだろうか?
 
 番組の最後に日村が「ホテルで彼女が風呂の浴槽にコオロギが大量にいたので
 
悲鳴を上げた」というエピソードを語っていたが,犠牲者への嫌味だったのか?