三毛猫とクロネコがやってきた
一昨日,二匹がサンルームでくつろいでいると,うちの庭で
真っ黒な大猫がウォンウォンと鳴いていた。発情期だろう。
ペルはガラス越しにクロネコのことを見ていた。
わたしが近づくとクロネコは脱兎のごとく逃げ去ったが,
ペルはおもしろがっている様子で,黒が去った後もしばらくキョロキョロしてた。
レオはまったく動じず,にこにこしながら体を伸ばして寝ていた。
そして昨日の夕方6時頃,真っ暗になってから,庭で例のクロネコが
大声で叫んでいたのでベランダから様子をうかがうと,ふさふさした狐みたいなしっぽを
ふりかざして黒が雄たけびをあげていた。
茶色い三毛猫が黒と向かい合うようにして芝生の上にいた。
わたしの姿を見ると,にこにこと三毛が笑いかけてきた。
黒はオスで三毛を追いかけてきたらしく,三毛は得意げな様子だった。
レオは猫の声が聞こえるせいか,サンルームから外を熱心に眺めていた。
メスはレオの方が黒より好きでうちまできたんだろうと
レオびいきの母は都合のよい解釈をしていた。
白いスコにもてたこともあったからありえないとはいいきれないけど。